2006年09月02日

W杯 '06 ドイツ大会の記憶

つい最近の記憶なので、振り返るというには新しいですね。
 では書いてみましょう。

 この大会には結果的に2つの特徴的なポイントが出来ました。
 1つは優勝国枠がなくなって、開催国枠だけになった点です。だから今まで前回優勝国が勤めてきたオープニングゲームは開催国の役目となりました。
 もうひとつは、私の記憶する限り初めてヨーロッパチャンピオン不在のワールドカップとなりました。

 ユーロ2004のギリシャの優勝は大きなサプライズだったのですが。

 オープニングゲームは開催国ドイツが攻撃力を見せて4−2で勝利した。しかし、2失点に一抹の不安を覚えた。

 さて、予選リーグはなんといってもC組が一番見ごたえがあった。

 オランダ、アルゼンチンは共に強さを発揮して、2勝を挙げてから直接対決をした。結果はスコアレスドローだったが、このグループのゲームは本当に見ごたえのあるものばかりだった。

 予選から珍しく調子がよかったのはイタリアである。このグループは2位通過だと決勝トーナメントの緒戦でブラジルを当たる事も大きく左右したようだ。

 ドイツも地元の強みで勝ち抜いたし、ブラジルは当たり前のように勝ち抜いた。更にイングランドもオーウェン不在の穴を埋めて勝ち上がった。

 スペインもポルトガルも自力を発揮して勝ち抜いた。

 今大会の影の主役はスイスとフランスであった。
 スイスはW杯史上初めて無失点で敗退した国になったが、話題性は十分であった。
 予選ではスイスの陰に隠れた形だったフランスは、よろめきながら決勝トーナメントに駒を進めた。

 決勝トーナメントに入ると、スイスが無失点で敗退したが、列強が勝ちあがったというにふさわしい顔ぶれになった。
 ベスト8は、3試合を挙げたい。

 ドイツはアルゼンチンの猛攻をしのいでPK戦でアルゼンチンを撃破した。非常に見ごたえのあるゲームであった。

 イングランドとポルトガルは死闘を繰り広げ、PK線の末、ポルトガルが勝利した。ポルトガルの黄金世代の最後のW杯は彼らの悲願を叶えるのかと少し感じた。

 そして一番すごかったのはフランスがブラジルを破ったことであった。
 ゲームを通して唯一のフランスが挙げたあの得点は鳥肌が立つほどすごいものだったと思う。
 
 そして南米勢はすべて姿を消した。
 準決勝は、どちらも好ゲームだった。ドイツ−イタリアは後2分でPK戦になっていた。そうなったらどちらが勝つかわからなかったが、ドイツは天敵イタリアに敗れた。
 ポルトガルはフランスを破るかに思っていたが、フランスは徐々に調子を上げたことと、ここまで延長戦をしてこなかったことが徐々に効いてきたようだった。
 結局フランスが決勝に勝ちあがった。
 
 そして、決勝はイタリアの優勝以上にジダンの頭突きが話題になってしまったが、イタリアが4回目の優勝を遂げた。
 アメリカ大会の決勝、PK戦でブラジルに敗れてするりと手からこぼれた4回目の優勝が、長い年月を経て同じようにPK戦の末、イタリアの手に戻ったのであった。

 W杯の記事はしばらく書けないので、私のサッカー感を少し書いてみます。
 それはメンタリティに関する考え方であるが、日本人のメンタリティはまずルールを守ることにある。しかし、おそらく欧州や南米ではそうは思わないだろう。
正々堂々と相手に勝つ日本の美学は、この世界では足かせになっているかもしれない。
 だから日本が強くならないとは思わないが、不利は背負っていると思う。
 そこで、想像力で世界を超えてほしいと願う。バレーボールがいろいろな技を生み出して世界の頂点に上ったようにである。

 そして、私はサッカーが生み出す美しい瞬間の魔力に取り付かれてまたサッカーを見るのである。
 その瞬間の私の予想をはるかに超える想像力が生み出す美しい瞬間が日本選手の手(足?)によって次々と繰り広げられる時を望みながら。
posted by appiy at 12:27| Comment(1) | TrackBack(1) | サッカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サッカー情報不毛地帯の大阪にあって、業を煮やし、10月にC大阪vs清水エスパルスの試合を見に行こうと思っている。
場所は長居第2競技場。かつて“私が走った”長居陸上競技場(今やワールドカップスタジアム)の開催ではないのが残念だ。
当日、天気が悪ければ止めておくが、アウエー席でオレンジの服を着て応援しておこう。
Posted by 二天 at 2006年09月12日 11:22
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